質問を使い分けていますか？

良好なコミュニケーションには、適切なタイミングでの良好な質問が有効です。
矢継ぎ早に質問を浴びせるような会話は疲れてしまうものです。
『質問には質がある』と言われています。ビジネスにおけるのコミュニケーションで意識したい質問についてご紹介します。

もし自分が殺されそうになって、助かる方法を考えられるのに１時間だけ与えられたとしたら、最初の５５分は適切な質問を探すのに費やすだろう。
アインシュタイン

経営者のメンタルコーチの下田まゆみです。
公式プロフィールへのアクセスがランキングに反映されます。
ワンクリック↓で応援をお願いいたします！！

Contents

1 質問の種類
- 1.1 誰のための質問なのか
- 1.2 オープンクエスチョンとクローズドクエスチョン
2 まずは・・・
- 2.1 いいね:

質問の種類

質問の種類といっても様々な分類ができます。
・誰のための質問なのか
・オープンクエスチョンとクローズドクエスチョン
このふたつについて簡単に解説いたします。

誰のための質問なのか

『誰のための質問なのか』という観点で分けることができます。

1.「今日はここまでどうやってきましたか？」（質問した人）
2.「昨日の夕食は何を食べましたか？」（質問した人）
3.「夏休みはどのように過ごす予定ですか？」（質問した人）
4.「１０年後のために今から始められることはなんですか？」（質問された人）

このよう私たちが日常使っている質問は「質問した人」が知りたいことを聞くときに行なっています。
ビジネスのシーンでももちろん、このような質問により、業務が滞りなく進んでいきます。
しかし、コミュニケーションを取ろうと、上記にあげたような「質問した人＝自分」が知りたいことの質問を投げかけてばかりいると、一問一答のような会話となったり、質問された＝相手は、場合によっては尋問や詰問のように感じてしまうこともあります。これでは逆効果です。
1.「今日はここまでどうやってきましたか？」2.「昨日の夕食は何を食べましたか？」のような質問は質問した人の聞きたいことを単刀直入に聞いています。
また、3.「夏休みはどのように過ごす予定ですか？」のような質問は上記のふたつと同じように、質問した人の聞きたいことを聞きつつ、質問された側がいくつかの選択肢の中から選んだりすることもあり、予測質問などと呼ばれることもあります。
4.「１０年後のために今から始められることはなんですか？」のような質問は、質問された人の気づきや今まで顕在意識の中では考えていなかったような潜在意識まで思考を促すことができます。

オープンクエスチョンとクローズドクエスチョン

「今朝、朝ごはんを食べましたか？」
「昨夜は寝る前に本読みましたか？」
「赤色は好きですか？」
など、YES、NOで答えることのできる質問は『クローズドクエスチョン』と言われています。
口を閉じたままで答えることのできる質問です。
反対に
「高校生の時はどんな部活動をしていましたか？」
「あなたが好きな飲み物はなんですか？」
「好きな色は何色ですか？」
など、YES、NOでは答えられない質問を『オープンクエスチョン」と言います。
口を開けないと答えられない質問です。
クローズドクエスチョンは、こればかりが続くと、一問一答になり、詰問されている印象を与えかねません。また、オープンクエスチョンは質問された人が「ん〜」と考えることも多いので、思考が働き、会話に広がりが生まれることが多いものです。

まずは・・・

このようにお伝えすると「よし！質問された側が考える、オープンクエスチョンで、次のプロジェクトの意見を聞こう！！」と意気込んで質問したものの相手は頭が真っ白・・・なんてことも。
どのような質問も適材適所で使い分けたり、組み合わせながら使うことにより、思考が広がり、新しいアイデアも生まれる、良好なコミュニケーションにつながります。

まずはむずかしく考えずに、相手のことを知ろう！相手の話を聴こう！という意識を持つことから始めることも良質なコミュニケーションへの一歩です。

下田まゆみ
ENTRESH 代表
GCS認定プロフェッショナルコーチ
秘書技能検定準１級

〜３名様限定！継続セッション料金２０％OFFキャンペーン〜

経営者の方の個人セッションをお受けしています。
即断即行の日々をお過ごしの経営者の方の思考の整理をサポートし、行動へつなげます。
会社も人生もますます輝いたものへと伴走させていただきます。
信託銀行本社秘書課勤務経験を活かし
秘書マインド×コーチングマインドであなたの人生に寄り添います。
E NTRESH経営者の方向け初回セッション

社内にコーチングを導入したい！
など
社内研修についてはこちらよりお問い合わせください。
ENTRESH企業様向け

子育ても仕事もどちらも楽しみたい
もっと仕事もしたい！
でも、家事も育児も手抜きはしたくない！
そんな働く女性を応援しています。
あなたの人生をもっと輝かせるお手伝いをしています。
ENTRESH個人セッション