入社5年目に考えたい今後のキャリアビジョン
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こんな方のお役に立てる記事です
- チームリーダー、主任、課長など初めての管理職の方
- これから管理職になることに不安な方
- 働くことにモチベーションがわかない方
など
3人のレンガ職人
『3人のレンガ職人』という話をご存知でしょうか?簡単にお伝えします。
3人のレンガ職人(オリジナル要約版)
昔々、ある村に3人のレンガ職人が住んでいました。彼らはそれぞれが石を切り、レンガを積み上げ、家を作る仕事をしていました。ある日、通りがかりの旅人がそれぞれのレンガ職人に「あなたは何をしているのですか?」という質問をしました。すると・・・
1人目のレンガ職人は、自分の仕事は「ただの石を切ってレンガにし、家を立てる、と言われたからやっているだけだ」と答えました。彼はただそれを続け、何も考えずに、ただ一つずつレンガを積み上げていきました。
2人目のレンガ職人は、自分の仕事は「家を作ることだ」と答え、彼はレンガを積む際に、見栄えの良い家をいかに効率的に作るかを考えながら建てることに励みました。
3人目のレンガ職人は、自分の仕事は「人が幸せに、楽しく暮らすことで豊かな人生を送れるための手伝いをしている」と答えました。このレンガ職人は事前に家の設計図を作成し、住人が安心して住めるように、家族の会話が増えるように、など、出来上がった家で住む人の未来を思いながら建物を作ることに努めました。
やっていることはレンガを使って家を立てることです。ですが《目的》が違います。この仕事の先にもたらす価値を理解することで、仕事が丁寧になり、結果的に頑丈で、安心できる家ができ、良い評判が広がり信頼を得ることができただけでなく、何よりレンガ職人本人の幸福感も高いことがわかります。
なぜ、仕事をしているのですか?
改めて「あなたはなぜ、仕事をしているのですか?」と聞かれたら、あなたはどのように答えますか?「みんな仕事しているから」「お金のため」「社会貢献」などどれもその通りです。
定時で1日8時間、働いたとして、通勤時間を合わせたら、3分の1が仕事の時間になります。その時間の使い方は自分の人生の価値観、幸福感にも大きな影響がありそうです。
仕事にやりがいを持つこと
仕事にやりがいを持つことの意義は次のような点にあります。
- 成果の向上: やりがいを持って仕事に取り組むことで、より意欲的に努力し、高い成果を生み出すことができます。3人目のレンガ職人のように、自分の仕事がみんなの幸福に繋がると理解することで、彼はより丁寧に仕事に取り組み、堅牢で美しい家を建てることができました。
- 満足感と幸福感: やりがいを持って仕事をすると、自己成長や達成感を感じることができます。自分の仕事が他人の役に立っていると感じることで、満足感や幸福感が得られます。3人目のレンガ職人は、自分の仕事が村に貢献しているという実感から、より充実した人生を送ることができました。
- 意味のある人生: やりがいを持って仕事をすることは、自分の人生に意味を見出すことにつながります。自分の仕事が社会や他人に影響を与えることを理解し、その影響を最大化するために努力することで、より意義深い人生を送ることができます。
以上のように、仕事やりがいを持つことは、個人的な幸福だけでなく、社会全体の福祉にも貢献する重要な要素です。やりがいを持って仕事をすることで、より意味のある人生を送ることができます。
やりがいが見つからない
頭でわかっているものの、無理やり見つけるものでもないし、簡単に見つかれば私だってやりがいを持って仕事できています、と感じている方も多いでしょう。まずはやりがいが見つけられない、と感じていることができているのは、やりがいを見つける一歩目です。これは《自己理解》が進んでいるからこその認識です。さらに自己理解を進めていくためのアプローチをいくつかご紹介します。
自己理解を進める方法
- 趣味や興味を追求する:自分の興味や関心に従い、趣味などに取り組むことで、自分自身をより深く理解することができます。ちょっと気になるくらいの小さな興味関心があるものをやってみることことで、新しい経験や挑戦を通じて、自分が何を求めているのかを見つける手助けになるかもしれません。
- 自己探求をする:自分自身の内面に向き合い、自分の価値観や信念に向き合ってみることで、目標を明確にすることができます。瞑想やジャーナリングなどの方法を使うことで、内省を深めること役立ちます。
- メンターまたはコーチを見つける:自己理解を深めるためには、他の人からのフィードバックが役立つことがあります。信頼できるメンターやコーチを見つけて、自分の強みの洗い出しやリソースの発見をしたり、自分について話し合ったり、新たな視点で見ることで、自分の癖や傾向が見えたり、自分が今まで強みと感じていなかったものまでもが強みと認識できます。
自分軸の確立はラクに進む近道
自己理解をし、自分の強みもまだできていないことも冷静に認識(自己理解)することで自己承認ができます。まさに自己肯定感が高い状態です。自分をありのまま受け止めることができていることが自己肯定ができている状態です。(私は、自己肯定感は誰もがその時々で上がり下がりするもの、と考えています。)自己肯定が下がっているな、と感じたら、趣味を楽しんでみたり、友達とおしゃべりしたり、自分が心地よく進める状態を知っていることで、その状態を保つこと、保とう、とできるのです。そのことは、仕事をしていく上で、自分がどのように仕事していくのか、周りからはどのような人と認識されたいのか、などを認識し、自己形成もできます。そのことで、この役職にチャレンジしてみよう、と思えたり、この資格にチャレンジしたい、や逆にいまはこれには時間をかけたくないな、など、取捨選択に迷いが減ります。
今の働き方、今後の働き方を考え、これからの人生を自分らしく進みたい方、まずは自分に興味関心を高く持って、自分を知ってみることがオススメです。
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発行者
下田まゆみ(公式プロフィールはこちら)
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ICF(国際コーチング連盟)認定プロフェッショナルコーチ(PCC)
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GCS認定講師(GCS八王子校講師)
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